ドコモ認定リユースでiPhone13miniを購入した件

ながらくiPhone SE2を使用してきたのですが、iPhone 13 miniに機種変更しました。これまで家族の分も含め、iPhoneを買うときは最も安く購入できるApple Storeで購入してきたのですが、今回はdカードゴールドの特典が改悪されたことで、有効活用を考えたときにドコモオンラインショップでの購入を考えてみました。

検討の結果、ドコモ認定リユースで、A+品質のiPhone 13 miniが67100円(税込)というのを見つけて購入しました。

結論

ドコモ認定リユースを購入する場合はいくつか注意事項がある。下記に列挙するが、現在の回線契約など個別事情が絡んでいるものもあるので、一例として共有したい。

注意事項

  • 1.ドコモの認定リユースは回線契約なしでは購入できない
  • 2.現在の回線契約でeSIMを利用していても物理SIMが送られてくる
  • 3.送られてくるもののレベルはガチャ
  • 4.開通手続きは、ドコモオンラインショップから
  • 5.物理SIMはオンラインでeSIMに変更できる
注意事項1. 認定リユースは回線契約なしでは購入できない

ドコモ認定リユースは、ドコモオンラインショップで販売されているいわゆる中古品で、残価設定型プランで返却されたものを安価に販売してくれるもの。そういう事情もあってか、ドコモの回線契約なしでは購入することができない。これは購入手続きを始めるまでは知らずに、手続き中に判明した。

筆者はギガホライトを契約しているのだが、回線契約を変更するつもりはなかったのに、購入手続きの途中でEximoへの変更を確定させざるをえない画面になった。変えるならIrumoかAhamoなんだが、と調べてみたところ、Irumo、Ahamoの場合は、プランを変更してから購入手続きをしないと購入手続き中にはできないとのこと。ギガホライトを引き継がせてくれればいいのだが、受付終了しているからかどれかに変更しろということらしい。

仕方ないので、いったん購入手続きをやめてまずはMy Docomoから、Irumoに変更する手続きを行った。筆者はギガホライトをeSIMで使用していたのだが、ここでは特になにも言われずに、eSIMのままプラン変更を行うことができた。

注意事項2. 現在の回線契約でeSIMを利用していても物理SIMが送られてくる

プラン変更を終えたところで、やっと購入手続きができた。ただ、購入の手続き中でeSIMを選ぶところがなかったように思う。もしかしたら見落としていたのかもしれない。実際にeSIMが送られてきた。開通手続きは後述。

注意事項3. 送られてくるもののレベルはガチャ

認定リユースの品質レベルは下記のように定義されている。いずれもバッテリー最大容量は80%以上で、外観のきれいさでレベルが分かれている。ネット上で見る限り、100%のものが送られてきている幸運な人もいれば、80%ギリギリの人もいる模様。筆者の場合は93%だったのでまずまずではないかと思う。

onlineshop.smt.docomo.ne.jp

  • ランクA+
    • 目立つ傷や汚れがなく、非常にきれいな状態のもの
  • ランクA
    • 目立つ傷や汚れが少なく、きれいな状態のもの
  • ランクB
    • 傷や汚れがあり使用感があるが、基本性能には問題ないもの

ここで、もし故障交換してもらった場合はA+レベルで購入していても、Bレベルが送られてきたりするらしい。また、これがA+かというものが送られてくるそうで、この辺は運に左右されると言わざるを得ない。個人的な見解だが、iPhoneぐらい玉数があるものは、それなりにレベル分布が確保できるものの、Androidとかはそもそも数が少なくて確保が難しいのではないかと思う。

注意事項4. 開通手続きは、ドコモオンラインショップから

上記で書いた通り、今回物理SIMが送られてきた。iPhoneの場合、eSIMクイック転送で自分でeSIMを転送できるかと思ったが、対応していませんと言われてできなかった。いま改めてサイトを見てみると、iPhone SE2がリストに載っていないのが原因かもしれない。

www.docomo.ne.jp

結局、物理SIMの開通手続きをすることになったのだが、ここでしばらくはまった。同梱されていた紙に書かれている開通お手続き方法の案内には、下記の2通り書かれていたのだが、いずれも自分に対応できそうなメニューがなく、再度調べることに。

  • 新規契約のお客様/他社からのりかえ(MNP)のお客様
    • <irumoサイト → 契約・お申込み → 商品到着後の設定・開通>
    • そもそも筆者は該当しないが、サイトの構成が変わったのか、そんなメニューが存在しない
  • 料金プラン変更のお客様
    • <ドコモオンライン手続きサイト → ご契約内容 → ドコモオンライン手続きガイド → ドコモ新料金プラン変更のお手続き>
    • 料金プランを変えたいわけじゃないからこれも該当しない

結局、私のケースでの正解はドコモオンラインショップの申し込み履歴からの開通手続きだった。

onlineshop.smt.docomo.ne.jp

開通手続きが終わると、eSIM側は使えなくなり、物理SIM側が有効になった。

注意事項5. 物理SIMはオンラインでeSIMに変更できる

ただ、一度物理SIMで開通したものをeSIMにすることはできた。これをすることで、物理SIMを抜いても通信できるようになり、元通りeSIMで使えるようになった。

support.apple.com

まとめ

ドコモ認定リユースで購入する際にはいくつか面倒な点や運任せなところがあることは否めないが、結果的に新品ではもはや購入できないiPhone 13 mini(小型の最終機種)の美品がdカード特典のクーポンを活用して安価で手に入れることができたので総じて満足している。iPhone SE2と比べて、ディスプレイの解像度やカメラ性能、処理性能など体感できるレベルで向上している。

おまけとして、iPhone 13 miniの購入に至った経緯を記しておく。

実は、認定リユースiPhone 13 miniに至る前に、いつでもカエドキプログラムを使ってiPhone 14を購入することを検討していた。現時点ではセールが行われており、2年間で2万円弱の支払いで使用でき、23カ月で返却すれば残価の10万円支払いが免除されるというもの。正直、故障、紛失がなければかなりお得なプランだと思った。画面割れや軽微な故障があっても追加2.2万円の支払いでよいらしいので、そうであっても4.2万円で済む。23カ月目にまた別の機種の残価設定型に乗り換えればよい。

ただし、紛失や返却を受け付けてもらえないレベルの破損があった場合には、残価の10万円含めて支払う必要があるリスクを持つことになる。正直、スマホにそこまでお金をかけたいとは思っていないので、iPhone SE3でよいかとも思ったのだが、iPhone 13 miniの認定リユースを見つけて、クーポンを有効活用できて4万円程度で購入できるのであれば試してみる価値があるという結論に至った。最悪メルカリで売れば、A+が本当なら、それよりは高く売れそうだったのもあった。

私の場合、もともとドコモユーザで、キャリアを変えるつもりがなかったこと、dカードゴールドユーザであったことからの選択であったとは思うが、結果的には満足のいく買い物ができたと感じている。