Windows10のディスク容量枯渇について
はじめに
プライベートで使っているWindows 10のCドライブが一杯になってしまいました。
Web閲覧とメール保管(閲覧はスマホでやる)ぐらいにしか使わないのですが、いざうまく動かないと不自由します。しかもディスクは、300GBのディスクをこんな感じでパーティションを分けていて、Cドライブにはデータは保存していません。
- Cドライブ(60GB):メインのWindows10
- Dドライブ(60GB):テスト用に入れたWindows8.1
- Eドライブ(180GB):データ用ディスク(メール、写真、音楽ファイルなど)
なので、Cドライブはデータが増えない想定だったのですが、Windows10はアップデートをくりかえずとどんどんWindowsフォルダが肥大化してしまうようです。今時60GBが小さいといえばそれまでですが、SSDで120GBを使っているような人は大変なんじゃないかなと思います。
今回、Windows10をパッチ適用済みのインストーラからインストールすることで改善できないかどうか試してみました。
本当にWindowsフォルダが容量を食っているのか?
Cドライブには60GB割り当てているのですが、これが残り2GBにまでなってしまいました。ユーザプロファイルの肥大化なども疑ったのですが、
Windowsフォルダの容量確認
Windowsフォルダの容量を確認してみました。
43.4GB!!でかい。
Program Filesなんかも数GBはとってるけど、ここをなんとかしないとラチがあきません。
次に、Windowsフォルダの中でどこが容量を食っているのか、探してみます。
Windows Updateファイルの容量確認
どうもいろいろな方の記事を確認していると、C:¥windows¥installer
というところにファイルが溜まるようです。しかも、タチが悪いことに隠しフォルダになっているらしく、そのままエクスプローラでも見ていても見つかりません。
エクスプローラのパス入力欄に直接入力すると出てきました。インストーラファイルが大量に入っています。その容量、
22.6GB!!
完全にここですね。ここのファイルを消せれば解決なのですが、どうもパッチのアンインストールなんかで不整合が出るらしくて、あまりお勧めではないようです。アンインストールできなくても良さそうな気がしますが、後のアップデートで問題が出ると厄介なので、新規インストールを試して見ました。
必要ファイルのバックアップ
基本的にデータはほとんどEドライブに保存しているので、退避するものはないのですが、インストールしたアプリ(OfficeとかFirefoxとか)を控えて、残っていたインストーラはコピーしました。
あと、iTunesでCDを取り込んだデータは、Cドライブのミュージックに入っていたので、退避しました。 やったあとで気づいたのですが、iPhoneの同期先になっていたのでちゃんとバックアップしとかないといけなかったですね。これは反省点です。
アップグレードによる再インストール
メディアをダウンロードして、クリーンインストールしたかったのですが、やってみると
メディアドライバが見つかりません
とかのエラーで進みませんでした。
しかたなく、アップグレードを使っての再インストールを行いました。
ここで、ツールをダウンロードして、進めていくことで、2~3時間かかりましたが、再インストールされました。今回、データは全く引き継がない設定で行ったのですが、後から考えると引き継ぐ設定でやっておけばアプリの再インストールとかの手間が省けたかなとちょっと後悔しました。
Fall Creators Updateになった影響か、インストール時の手順も初めて見る画面が多かったです。
再インストールしてどうなったか
エクスプローラを開いてみました。
50GB/60GB(空10GB)あれ?
あんまり効果が出ていない?Cドライブを開いてみました。
あ、windows.oldがある。
あと、気づいたことのメモ
- Cドライブ以外はまったく変化なし
- Cドライブでも、Program FilesとかWindowsフォルダ以外の自分でつくったフォルダは残っている。
ということでシステムファイルのクリーンナップを開いてみました。
削除!
43.6GB空き!!減った!!よかった。
まとめ
今回、クリーンインストールしたいと思い、データを引き継がずに行いましたが、アプリのインストールの手間を考えると、引き継いでおいてもディスク容量確保の観点ではよかったかなと思いました。
もともと、58GBあったディスクが、20GB弱まで減ったのはおもったより効果が大きかったです。